インフルエンザの予防接種はいつから?
9月になりました。残暑が厳しい毎日ですが、秋はもうすぐそこに来ています。秋に近づくと、インフルエンザの流行が気になってきますね。特に小さなお子さまは免疫力が未熟なため、重症化するリスクが高く、毎年の予防接種がとても大切です。では、インフルエンザワクチンはいつから受けるのがよいのでしょうか?
お知らせでもお伝えしている通り、当院でのインフルエンザの予防接種は10月1日から接種を行います。接種してから免疫がつくまでには約2週間ほどかかり、効果はおよそ5か月程度続くとされています。そのため、11月までに接種を済ませておくのが理想的です。
お子さまが13歳未満の場合は、不活化ワクチンの皮下注射は2回接種が必要です。1回目と2回目の間隔は2〜4週間空ける必要があるため、早めのスケジュール確認がおすすめです。特に保育園や小学校など、集団生活をしているお子さまは感染のリスクが高いため、優先的に接種を受けるようにしましょう。当院では13歳未満でも1回で接種終了できる点鼻生ワクチンの接種も行います。点鼻ワクチンは2歳以上19歳未満の方が接種いただけます。
また、過去にワクチンで強い副反応が出たことがあるお子さまや、卵アレルギーがある場合は、事前に医師にご相談ください。
インフルエンザは、ワクチン接種に加えて、手洗いやマスクの着用、十分な睡眠など、日頃の予防習慣も大切です。今年の冬も元気に過ごせるよう、今から準備を始めましょう。