本との出会い

今回は少し話題を変えて、私の幼い頃の思い出をお話ししたいと思います。
私は小さな頃から本が大好きで、時間があればいつも絵本を開いていました。なかでも今も忘れられないのが、高浜直子さんの絵本『ひこうきパン』です。男の子が“ひこうきの形をしたパン”を焼くと、そのパンがふわりと空へ飛び立ち、大冒険を始める——そんな夢いっぱいの物語でした。

残念ながら現在は絶版となっていますが、この本は私の「空へのあこがれ」を静かに育ててくれた、大切な宝物の一冊です。浅村こどもクリニックのロゴが飛行船になっているのも、この絵本のおかげかもしれません。

当院には、子どもたちにのびのびと本の世界を楽しんでもらえるよう、100冊近い絵本や児童書をそろえています。
診察を待つひととき、心に残る一冊と出会ってくだされば、と思います。