旅行中の持ち物
師走に入りました。年末年始休暇はご家族で旅行される方もいらっしゃると思います。特に小さなお子さんとのお出かけは、事前の準備が重要です。今回は、医師の視点から子どもとの旅行に持っていくと安心な持ち物についてご紹介します。
まず、健康管理グッズは必須です。母子手帳、マイナ保険証、医療証は忘れずに。解熱剤、整腸剤、絆創膏などの基本的な常備薬に加えて、急な嘔吐の脱水対策として経口補水液もおすすめです。現地で調達できることもありますが、具合が悪くなるのは夜が多く、必ずしもお店が開いているとは限りません。経口補水液についてはこちらのブログもご覧ください。
気温差や移動の疲れに備えて、羽織ものや帽子もあると安心です。公共交通機関を使う場合は、お子さまが飽きないような小さな絵本やおもちゃも便利です。もしお子さんに、おにんぎょうさんなどの安心グッズがあるならば、ぜひ一緒に連れて行ってあげてください。
食べ慣れたおやつや飲み物もあるとよいでしょう。初めての場所では、好き嫌いや体調によって食事摂取が難しいこともあります。安心できるものがあると、お子さまの心も安定します。
最後に、「慌てない気持ち」も荷物のひとつ。万が一体調を崩しても、近くの小児科や休日診療所を事前に調べておくと、万が一の時に慌てずにすみます。
当院の年末年始休暇は12月28日から1月4日までです。この期間に診療をご希望の方は、ひまわり、#8000、#7119をご活用ください。こちらのブログで詳細をご案内しています。
出発前にご心配なことがあれば、たとえお病気の状態では無い場合でもお気軽に当院にご相談ください。できる限りのアドバイスを致します。
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